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よくある「超大型新人!」の実力は?~DELPHIC / ACOLYTE [音楽感想]

DELPHIC / ACOLYTE
デルフィック / アコライト

Acolyte

Acolyte



毎年毎年「超大型新人!」
なーんて触れ込みのバンドがゴロゴロ出てくる。
某有名アーティストが絶賛したとか、
雑誌の新人ランクで上位だったとか。
はっきり言ってトゥー・マッチだぜ、こうゆうの(パンク風)。
こうした「超大型新人!」の多くはコマーシャル故の強調で、
実際にはせいぜい「有望新人」ぐらいが関の山が多い。
とは言え年に2,3件、本当の「超大型新人!」が
含まれているので、簡単に軽視はできないけど。

英マンチェスター出身の3人組・デルフィックも
まさにそんな「超大型新人」として、もてはやされているバンドだ。
昨年発表した必殺チューン「カウンターポイント」は話題になり、
彼らをめぐってレーベル間で争奪戦が繰り広げられ、
ついに満を持してデビュー・アルバム完成!
と、よくある「超大型新人」のデビュー・パターンとなる。

マンチェスター出身でダンサンブル・テクノ・ポップとなると・・・
モチロンあの New Order が頭によぎる。
実際彼らの音は New Order に似ているとよく言われるし、
それは聴いてても頷ける。

でもよく聴くと、やっぱ New Order とは違っている。
だって New Order ならばではの不器用さや垢抜けなさがない。
彼らは、もっとソツがなくて、スマートでバランスがいい。
・・・って、一見ほめてる様だけど、実は逆。

彼らに感じるイマイチな点は、まさにそこ。
妙にバランスがよすぎること。
カドがなくって均整が整っている分、彼らの音が頭に残らない。

なかなかいい音を出しているんだけど、
この整いすぎ(=特徴なし)は、どうにも引っかかる。

彼らって、去年で言うところの PASSION PIT
あたりの立ち位置にいると思う。
その PASSION PIT にしても、
あのファルセット・エレポップぶりは
(好みはあるだろうが)大きな個性であった。
DELPHIC は個性が弱い分だけ評価も差がついてしまう。

個人的価値価格 900円。
DELPHIC ならばの個性ができれば、もっと評価が上がる。
それは次作以降に期待しよう。



↓レーベル紹介
http://hostess.co.jp/delphic/

↓マイスペース
http://www.myspace.com/delphic


http://www.barks.jp/news/?id=1000048910


↓「Counterpoint」


↓「This Momentary 」


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